植物性油脂の栄養

「食品と栄養のお話」サイトの主旨

世の中には様々な食品があります。
野菜や果物はもちろんのこと、肉、魚、調味料にわたって多岐にわたります。
そんな世の中、食品には長所や短所ありますが、私たちはそれをしっかり理解しているでしょうか？
「食品と栄養のお話」では、知識、食べ方、栄養にわたった観点で食品を分析しました。

植物性油脂には、どのような植物から精製されているかによって栄養価も違いますが、主に、リノール酸、αリノレン酸が多く含まれているということ、油であるがゆえに、ビタミンＡ、Ｄ、Ｅ、Ｋなどの脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがあります。

リノール酸は、コレステロールを低下させる脂肪酸として有名です。
コレステロールを低下することによって、動脈硬化や肥満の予防につながりますが、酸化してしまうと、ガンの原因にもなるようです。

αリノレン酸は、血圧を下げたり、血栓を解消し、血液の流れをよくする脂肪酸です。
高血圧、動脈硬化の予防にもってこいですね。

ただし、リノール酸やαリノレン酸が体に良い栄養素だからといって、植物性油脂といえど、脂質である以上は高エネルギー食品ということです。

摂りすぎればやはり体によくありません。適量を守って食べるように心がけましょう。

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