主に世界で作られている酢（食酢）の種類

酢（食酢）には原料の違いによって様々な種類があります。

酢には下記のような種類があります。

＊アップルビネガー（リンゴ酢）＊
りんご果汁を原料として作られた酢。さわやかな風味が特徴的で、マリネ、ドレッシング、ケチャップ、マヨネーズなどに利用されています。ハチミツとの相性もよく飲料としても親しまれています。

＊モルトビネガー（麦芽酢）＊
大麦の麦芽を原料として作られた酢。少しクセの強い味が特徴的で、ヨーロッパ各地で広く使われています。ソースを作るのにむいています。

＊ワインビネガー（赤）（赤ブドウ酢）＊
皮がついたままのブドウが原料の酢。特有の香りと酸味が強いのが特徴的です。ピクルス、ソース、ドレッシングなどにむいています。

＊ワインビネガー（白）（白ブドウ酢）＊
皮をむいたブドウが原料の酢。えぐみが少ないのが特徴的で、テーブル酢として最高級品とされています。

＊バルサミコ酢＊
ワイン、ブドウ果汁が原料の、イタリア・モデナ地方の伝統的な酢。芳醇なかおりとまろやかな味わいが特徴的で、料理の仕上げやソースにむいています。

世界では様々な酢が作られています。最近では日本でも果実酢の製造が盛んになりましたが、これらの酢は和食にむいておらず、洋食やソース作りにむいているといえるでしょう。